とある渓流へ
5月某日、とある渓流へ行ってきました。
林道は通行止め
いつもなら車で登っていけた場所が通行止め。
こうなったら自力で走るしかないですね。
小走りで入渓地点を目指します。
入渓
東京近郊の渓流で誰でも簡単にアプローチできるようなポイントは基本的に魚がほぼ釣り尽くされているといっても過言ではありません。
やはりある程度はアプローチが困難なポイントに入らないと釣りになりません。
近年はますますその傾向が強くなった感じがします。
そんな訳で、アプローチが簡単ではない場所へ無理せず入り、釣りながら遡上します。
ヒット!
静かなゴルジュ帯の渓を釣り上がります。
堰堤などの大場所は反応があまりなく、小場所でヒット!
尺近いヤマメです。
さらに遡上してイワナ
もう一匹
雨が強くなってきたのでこんな感じで終了!
異変
林道脇の開けた場所を見ると無数の焚き火の跡と散乱したゴミが目に入ります。
解禁直後も少しはありましたが、こんなに沢山はありませんでした。
やはりキャンプブームでならずものが増えたのでしょう。
林道が通行止めになったのはこういった背景があるのかもしれません。
最近は直火で焚き火をする人が本当に増えましたね。
誰もいない山奥でテントを張って直火の焚き火の前に座るといったソロキャンプのロールモデルのようなものが世間では出来上がっていますが、山林での無許可の幕営と直火での焚き火は下劣な行為です。
どちらも生命の危機によるビバークに限り許容される行為です。
どうしてもやりたいのなら自分の山を買うかキャンプ場で堂々とやるべきですね。
本日の装備
リールはambassadeur ultra mag xl1です。
最近こればかり使ってます。
ロッドは自作テレスコです。
危険な登り下りは両手をフリーにしておきたいので、テレスコ一択ですね!
足元はウェットウェーディングスタイルです。
ローカットでラバーソールのウェーディングシューズなら走れます。
身軽で安全な装備を心掛けてます。
遊漁券、ヘルメット、ココヘリ、地図はマストアイテム。
皆さんも渓流では安全に気をつけてください。
入山届の提出や家を出る前に家族への行き先を知らせるなどは絶対におこなってください。
もし一人で事故に遭っても誰も見つけてくれません。